肌荒れを漢方薬で何とかしたいけど効果は?

漢方薬

 

西洋薬と漢方薬。その違いはどこにあるのでしょうか。

 

西洋薬は、西洋医学に基づく薬で、病気の症状を調べ、悪くなっている部分を重点的に治療します。

 

病気の原因となるウイルスや細菌がみつかれば、それを取り除く治療を行います。薬は、化学物質を含む原料で作られており、深刻な副作用が生じることもあります。

 

一方、漢方薬は、中国で長い間培われてきた民間療法で使用されてきた薬です。

 

天然の植物である生薬(しょうやく)を原料とし、症状と体質に合わせて生薬を組み合わせて作られています。もともと植物を原料としているので、安全性が高いと考えられています。

 

実際に肌荒れの改善に漢方薬は効果があるの?

肌を気にする女性

 

漢方薬で肌荒れを改善することはできるのでしょうか?

 

それは可能ですが、肌荒れの原因が何であるかを知っておかないと、適切な薬選びはできないでしょう。

 

肌荒れの原因には次のようなものがあります。合わせて代表的な漢方薬もご紹介しましょう。

 

血行不良

当帰芍薬散は、血行を改善し、体を温めるはたらきがあります。ニキビや乾燥肌に効き目があります。

代謝の低下

ヨクイニンは、新陳代謝を改善し、老廃物を排出させるはたらきがあります。美肌効果があります。

便秘

黄耆建中湯は、体を温め、胃腸の調子を整えます。湿疹、ニキビなどの皮膚炎に効果があります。

 

以上はほんの一例ですが、肌荒れは、さまざまな体調不良も原因となっています。

 

漢方では、肌荒れの根本原因を改善することで、きれいな肌をみちびくものになっているのです。ですから、西洋薬ほどの即効性はありませんが、継続して服用することで、繰り返し起こっていた肌荒れを根本から解消することができるのです。

 

漢方薬は副作用に注意する必要あり

体調が悪くて寝ている女性

 

漢方薬は病院でも扱われる機会が多くなっています。その健康的なイメージから、一般的に「漢方薬には副作用がない」と思っている方も多いのかもしれません。

 

それに、中国で古くから使われてきた薬、と聞くと、体に良くて効果が高いと思い込みやすいのではないでしょうか。

 

でも、効き目が強い薬は、やはり体に大きな影響があるものです。良く効く反面、一歩間違えると悪い影響が大きく出てしまうことも。

 

たとえば、便秘や下痢などの胃腸障害、冷えやほてり、食欲不振、不眠、頻尿、生理不順などが起こることがあります。薬の効力が強いほど、このような症状も強く出る可能性があるのです。

 

漢方の場合、副作用の症状が出た際に、良くなるための一時的な反応であるとか、体質に合わなかったという考え方があります。

 

そのために、「副作用はない」と思ってしまうのですが、実際には、西洋薬に記載されているような副作用の内容は、漢方でも起こり得ることなのです。

 

このような症状が強く出た場合は、すみやかに使用を中止し、漢方医に相談します。

 

自分で判断する場合には、服用を中止し、ほかの薬に切り替えることになるかと思いますが、漢方医に相談すれば、量を調節する、飲み方を工夫するなど、効き目を調節しながら症状を改善していくことができます。

 

気軽に買える商品も

ドラッグストアの中

 

以前、漢方薬は、専門の薬局でしか購入できない特別な薬でした。

 

でも、最近では、西洋医学の一般的な病院でも、副作用の少ない薬として処方される機会が増えています。

 

風邪薬や鼻炎薬、肌荒れの薬など、さまざまな種類が病院でも扱われるようになっているので、あまり漢方になじみがなかった人でも耳にする機会が増えているかと思います。

 

たとえば、風邪に効く葛根湯などは、使ったことのある人が多いのではないでしょうか。

 

最近では、病院だけでなくドラッグストアでも扱われ、Amazonや楽天などの大手通販サイトでも扱われています。病院へ行って処方箋を書いてもらわなくても、誰でもいつでも購入できるものになっているのですね。

 

メーカーも、ツムラ、クラシエ、武田薬品などさまざまな種類が出回っています。

 

どの薬が自分に合うのか知っていれば、必要だと思った時に気軽に購入して利用することができますし、メーカーごとに比べてみると、合うものを見つけやすいかもしれません。

 

肌荒れに効果的な漢方薬は

清上防風湯

 

ツムラの漢方薬に、清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)という薬があります。肌荒れには効果的な漢方薬です。

 

漢方の原典とされる書物『万病回春』に記載があると言うもので、古くから使われています。

 

効能は、ニキビ、顔や頭の湿疹や皮膚炎に効くとされています。漢方で重視される、体質は、中程度の体力がある人に向いているとされています。

 

成分は、オウゴン、キキョウ、サンシシ、センキュウ、ハマボウフウ、ビャクシ、レンギョウなど。

 

大人は1日2回、1包ずつ服用します。

 

口コミでの評判も上々です。

 

「初めて効き目のある漢方に出会えた!」
「皮膚科に通っても治らなかったのに、飲み始めたらすぐに白ニキビの芯が取れました。」
「繰り返すニキビが落ち着いてきました。」

 

飲んですぐに効果を感じ始める人が多いようですね。様子を見ながら長く続けている人もいます。漢方は、もともと即効性があるものではないので、少しでも良い変化があれば、じっくり続けてみるのが良いでしょう。

 

皮膚科でどうしても治らないという人は、漢方で別の角度から治療するというのも良い方法だと思いますよ。