なぜ肌は『揺らぐ』のか?そもそも揺らぎ肌とは

肌揺らぎに悩む女性

 

いつも使っている化粧水がなんだかピリピリする・・・!
普段は感じない肌の乾燥を急に感じるようになった。。。
トラブルとは無縁の肌だったのに、突然ニキビや赤みが!?

 

・・・このように、「いつもと違う」「肌がベストコンディションではない」と感じた時、それが、肌のゆらぎという症状があらわれた瞬間です。

 

ここ数年の間に少しずつ広がってきた「肌のゆらぎ」という症状は、敏感肌の方の症状と似ているものが多くあります。

 

普段は普通肌・混合肌など敏感肌とは異なる肌質の方が、ふいに敏感肌のような症状があらわれる、また、敏感肌の方でも、ある時期突然その症状が顕著になる・・・

 

このような状態を「肌のゆらぎ」といい、普段に増して丁寧にケアする必要があります。

 

いつもの化粧品が合わなかったり、ちょっとした不摂生で肌がトラブルを起こしたりと、予期しない症状にケアや対処が難しいと感じる方も多いようですが、きちんと原因を知り、肌に負担をかけないよう気遣うことで改善することができます。

 

では、肌揺らぎの原因から対策までを見ていきましょう。

 

春先のアレルギー(花粉)や体調変化が肌ゆらぎの原因に

花粉症に悩まされる女性

 

肌のゆらぎの原因にはさまざまなものが考えられています。その一つが花粉などに代表される春先のアレルギーです。

 

年々増える花粉の飛散量は、くしゃみや鼻炎という花粉症を引き起こすだけではなく、肌にとっても大きな刺激となっています。

 

外出によって肌に花粉が付着すること自体も刺激になりますが、洗顔などでしっかりと落としきれず肌に付着したままになると、より大きな刺激となって肌トラブルを引き起こします。

 

さらに、季節が変わることによって起こる寒暖の差や紫外線量の変化も要因となります。

 

外的要因によって直接的に肌が刺激されることによって、肌が「いつもと違う」状況を敏感に察知し、いつもと違う症状を引き起こしてしまうのです。

 

しかし、肌のゆらぎの原因は、これら外的要因だけではありません。

 

さらに新生活でのストレスも大きな要因

春は仕事や生活の環境が大きく変わる時期でもあります。

 

自分では意識していないからだやこころの変化・ストレスが、肌にあらわれることもしばしば。肌のゆらぎは、このような内面的なものを原因としても起こると言われています。

 

いつもと違う時間に寝起きするようになった、食事の時間や内容が変わった、通勤・通学時間が変わった、人間関係が変わった、仕事や学業など取り組む内容が変わった・・・これらは一見外的要因です。

 

しかし、良い変化であっても望まない変化であっても、そのひとつひとつが降り積もるように精神的なストレスになり、自覚症状の有無に関わらず、一時的な肌のトラブルの増加、肌のゆらぎという目に見える症状としてあらわれてくるのです。

 

ただ、肌のゆらぎによるトラブルが、自身の体調変化を知るきっかけになるということも少なくありません。

 

肌のゆらぎから「最近の自分」を振り返って、心身ともに十分な休息やリフレッシュを考えるきっかけにもしてください。

 

肌ゆらぎ対策は身体の中からのケアも大切

食事をする女性

 

乾燥には保湿を、ニキビのケアには薬を・・・外側からのケアも不要とは言いませんが、肌のゆらぎに対して、これが逆効果になってしまうことがあります。

 

過度なスキンケアや使い慣れない薬が、肌に効果的に働かないどころか「刺激物」としてその症状を悪化させてしまいかねません。

 

敏感肌用のスキンケアにシフトしたり、低刺激性のものや薬用のものを利用して肌に負担をかけないケアも必要ですが、まずは根本的なケア、身体の中からのケアをすすめていくことをおすすめします。

 

加えて、体の正常な働きはもちろん肌のターンオーバーにも深く関わる睡眠は、できるだけ十分にとるように心がけます。

 

また、生活の変化によって乱れがちな食生活も、油の多いものをとりすぎない、品目を多く摂る事を意識するなど、少し気遣うだけで大きな改善につながります。

 

さらに、リラックスタイムを作ることも重要です。

 

新生活においていろいろなことを「やらなければならない」「時間が足りない」というのはそれだけでストレスになってしまいます。

 

自分の時間をとり、休日にはしっかりと休息をとり、精神的なリフレッシュに努めることも、肌のゆらぎ改善にとても重要です。

 

さて、このようにさまざまな改善方法が考えられる肌のゆらぎですが、身体の中からのケア方法として具体的に腸内環境と食事について紹介していきます。

 

中からのケア@「腸内環境を整え免疫力を向上」

さまざまな栄養を体内に吸収する働きがある腸は、その環境をしっかり整えることによって美肌づくりにつながります。

 

腸が正常に働かないと、便秘などの直接的な症状が起こるだけではなく、ニキビや吹き出物、荒れといった肌のトラブルの原因にもなります。

 

化粧水や乳液、美容液などでスキンケアをきちんと行なっているのに、肌のトラブルが改善しない・・・という方は、腸内環境が悪いということも考えられます。

 

身体の中、特に腸内環境を整えることによって、肌のゆらぎを改善していきましょう。

 

腸内環境を整えるには、乳酸菌が有効です。

 

ヨーグルトや乳酸菌配合飲料などを利用して、積極的に腸内環境を整えていきます。乳酸菌は熱に弱く、食品によっては腸にたどり着くまでに死滅してしまうということも少なくありません。

 

食品から乳酸菌を摂取してもあまり効果が感じられない・・・という方は、乳酸菌のサプリメントを利用して、効率的に腸内環境を整えるというのも一つの方法です。

 

中からのケアA「抗酸化の食品を積極的に摂る」

肌のゆらぎの原因の一つでもある紫外線は、日焼け止めなどによる外側のガードはもちろん、内側からもケアすることによって、ひどい肌トラブルを回避することができます。

 

この内側からのケアとして、有効な食品が、抗酸化食品です。

 

肌が紫外線を浴び続けることによって、肌の細胞内で「活性酸素」が発生します。体に必要なものでありながら、増えすぎると悪影響になってしまう活性酸素。

 

これが大量発生するのを防ぐため、活性酸素を除去する働きがある食品、抗酸化食品の摂取が有効とされています。

 

注目したい栄養素は、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEです。

 

文字通り抗酸化成分のACE(エース)といえます。

 

これらを含む抗酸化食品を積極的に摂取するように心がけることで、体内に活性酸素が増えすぎる事を防ぎます。

 

ビタミンA

人参、かぼちゃに多く含まれます。また、女性が不足しがちな鉄分を多く含むレバーにもビタミンAが含まれていますので、ぜひとりいれてみてください。

 

ビタミンC

レモンをはじめとする柑橘類、パプリカやブロッコリーにも含まれます。美肌づくりにも欠かせない栄養素であるビタミンCは、肌のゆらぎ対策だけではなく、日常的に取り入れたい栄養素です。

 

ビタミンE

ピーナッツ、アーモンドに含まれます。食卓ではまだあまり馴染みがない食材ですが、モロヘイヤにも多く含まれています。

 

すじこやいくら、えびやうに、ハマチなどにも含まれていますので、お寿司屋さんでちょっと気にかけてチョイスしても良いかもしれません。

 

これらの栄養素はサプリメントで効率的に摂取することもできますが、サプリメントはあくまで補助食品です。それぞれの抗酸化食品が持つ上記に限らない栄養素が体内の環境を自然に整えてくれます。

 

身体の中から肌のゆらぎを改善すべく、日々の食事もいつもより丁寧に気にしてみてください。